ライドシェアのLyftは、月定額プランのテストを拡大する。この記事掲載から数時間以内に一部のユーザーのアプリに、月定額プラン招待申し込みのウェイトリスト登録ボタンが表示される。
Lyftの広報担当者はTechCrunchに対し次のようにコメントしている。「今回の新テストは、車の所有をベースとしたライドシェアから、定額制ベースのものへと移行するためのステップ。今後数週間以内により多くの人に、この手頃で便利、そして安心して利用できるサービスを提供できることを嬉しく思っている」。
もしあなたがウェイトリストに申し込んで選ばれたら、15ドル分の乗車が1カ月以内に30回利用できるパスを200ドルで購入できる。割引なしで15ドル分乗車を30回利用するときに比べて250ドルもお得になる。Lyftはこのテストの規模を明らかにしていないが、全米での実施になるとみられる。
今回のテストは、3月に開始したプラン、15ドル分の乗車60回分を399ドルで、15ドル分の乗車30回分を199ドルで提供するのに続くものだ。3月初旬にLyftのCEO、Logan Greenは「エンターテインメント分野でNetflixが成し遂げたことを、我々は交通分野で達成すべく取り組んでいる」と語り、「全産業で、所有ベースから定額制ベースに変わりつつある時代」とも明言した。
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(翻訳:Mizoguchi)