ウォール・ストリート・ジャーナルのレポートによれば、Pinterestは2019年前半に、LyftとUberに続き株式公開を行う予定だ。
ビジュアルサーチエンジン兼ショッピングツールのPinterestは、1月に引受人を決め、4月になると同時にIPOを完了する予定だ。同社は、2017年半ばに行われた直近の1億5000万ドルの資金調達ラウンド時に、120億ドル超の評価額がついた。そして今年の収益は7億ドルに達するペースである。
2008年にBen Silbermann(写真)によって設立された同社は、レポートによれば、5億ドルのクレジットラインの確保を交渉中であると伝えられる。これはPinterestのような未公開の巨人にとっては珍しい動きではない。
これまでに同社は、Bessemer Venture Partners、Andreessen Horowitz、FirstMark Capital、Fidelity、そしてSV Angelといった主要投資家たちからおよそ15億ドルを調達している。
最近Pinterestは、2017年の月間2億人から、2億5000万人に月間アクティブユーザーが増えたところだ。
今年Pinterestは、受け身のPinterestユーザーたちが実際にプラットフォーム上で製品を買いやすくするために、いくつもの新しい機能を立ち上げた。そしてフォローしているブランドや他の人のコンテンツだけを見ることができる「フォロー中」というタブも用意している。また同社は、ユーザーたちにより多くのローカルコンテンツを提供する試みの一環として、Pinterest Propelプログラムも追加し、広告オプションを強化するためにフルスクリーン動画広告も実装している。このエリアは直接FacebookやGoogleと競合する部分だ。
2019年はベンチャー支援のIPOの当たり年になる予定だ。UberとLyftの両方が、今月の初めに密かに相次いでIPOの申請をしており、Slackも2019年のIPOを目指してGoldman Sachsと契約したと伝えられている。
Pinterestはコメントを拒否した。
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(翻訳:sako)