Nickelodeonがゲーム開発の完全クロスプラットホーム化をねらってHTML5プラットホームLudeiを採用

HTML5でゲームやそのほかのアプリケーション/アプリを作るためのプラットホームLudeiが今日、ゲームメーカーのNickelodeonもうちを利用してゲームを作ることになった、と発表した。

LudeiのCEO Eneko Knorrによると、Nickelodeonは“今後のゲーム開発戦略の全体を”Ludeiの技術をベースとして築き、とくにこれから真っ先に作るアプリは、子どものためのエンタテイメントチャネル、その中に数多くのHTML5ゲームが入る“コンテナ”になるものだ。このアプリのローンチは、11月15日の予定だ。〔←訳注: これは明らかに間違い。詳細は両社のサイトを。〕

“クロスプラットホームなゲーム開発のためにはHTML5が正しい選択であることは明らかだが、最良の結果を得るためには細部への注視が欠かせない”、Nickelodeonのオーナー企業Viacomの技術担当VP Dhimiter Bozoは、プレスリリースでこう述べている。“Ludeiの使いやすいソリューションによって、この課題への対応が可能になり、HTML5によるネイティブ的で優れたゲーム体験の提供が、容易にできるようになる”。

iOS向けにはNickelodeonはすでにアプリを提供しており、同社によると、最初のうちはそれらのゲームも含まれるが、“当然ながら、HTML5のプラットホームを採用したのは、全面的なクロスプラットホーム性が最終目標だからだ”、という。

Ludeiによると、今では同社のプラットホームを2万名のデベロッパが利用しており、その中には世界のゲームパブリッシャー上位20社のうちの3社も含まれる。同社は今年の初めに、150万ドルの資金を調達した。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。