モバイルアプリが1000万ダウンロードされたTwitch, この機に乗じモバイルSDKをリリース

ゲームの対戦をライブでストリーミングするTwitchが今日(米国時間3/5)、iOSとAndroid合わせてアプリのダウンロード数が1000万に達したことと、モバイルのゲームでもストリーミングできるための、モバイルSDKのリリースを発表した。

Twitchは本来、League of LegendsやStarCraft 2といったデスクトップゲームのトーナメントをブロードキャストして何十万ものオーディエンスがライブでそれを視る、というものだが、今日モバイルSDKが発表されたことによってモバイルゲームでもブロードキャストできることになる。問題は“視聴率”だが、同社はオーディエンスは必ずいると確信している。

Twitchはまた、PlayStation 4とXbox Oneでもサポートされることになった。

モバイルSDKによってモバイルのゲームの対戦を‘撮影’してライブでブロードキャストし、Twitchでおなじみのチャット機能もオーディエンスに提供できる。

Twitchはデスクトップ上のトリプルAゲームで対戦のストリーミングが人気なら、同じくモバイルでも人気になるはずだ、と賭けている。つまり誰かがぼくの下手くそなFlappy Birdを負かせるなら、その負け試合をぼくも見られるようになるのだ。

モバイル上の視聴アプリの1000万ダウンロードと、モバイルSDKの発表は関連している、と同社は認める。つまりゲームのライブストリーミングはモバイルでも人気がある、ということだ。多様なオーディエンスが増加中だから、eスポーツにとっても十分脅威になる。TwitchほどめジャーでないMLGのMLG.tvも、ゲームのストリーミングでファンを集めている。

同社の発表によると、ビューワ(視聴者)の数は月間4500万に達している。“視るものとしてのゲーム”は、昔は仮説、今は現実だ。デスクトップよりも単純なモバイルゲームについても、やがてそれが現実になるのだろう。

画像: FLICKR/CHRIS YUNKER; CC BY 2.0のライセンスによる(画像はトリミングした)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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