任天堂がスーパーマリオオデッセイの詳細とスクエアエニックスの新作RPGのデモなどを公開

本日(米国時間9月13日)任天堂はゲーマーたちのために、ホリディシーズンまでをつなぐ数点のアイテムを発表した。同時にSNES Classicを買いたい人たちをなだめることも目的だ。発表されたのは最も期待されている登場間近のゲームたちの詳細と、スイッチ発表イベントで皆の注目を集めたスクエア・エニックスからの復活タイトル(覚えているだろうか?)のデモだ。

腹を空かせた3DS群衆に対して幾つかのエサを(ポケモンのアップデートや新しいオレンジと白の機種)投げ込んだ後、任天堂の説明はメインイベントへと移った。

私が気に入ったのはArchade Archives Mario Brosエディション。これにはマリオブラザーズは勿論含まれているが、昔懐かしいバルーンファイト、アイスクライマー、ピンボール、クルクルランド、パンチアウト!!、その他も含まれている。それらは皆(80年代にオリジナルNESにポーティングされたものとは違い)アーケード版に忠実で、複数プレイヤーをサポートしている。私は間違いなくこれを買うつもりだ。

新作「ゼノブレイド・クロニクルス2」のささやかなアナウンスと長めのオーバービューは素晴らしいものだ。そしてニンテンドーダイレクトビデオは相変わらず奇妙な名前の 「”‘Project Octopath Traveler”(仮称)」の紹介へと移る。

このRPGは、現代的なものと並んで古典的なアイデアとグラフィックをブレンドしている。かなりの見ものと言って良いだろう。スプライトと背景は、明らかにファイナルファンタジーVIから派生したものだが、これは(僭越ながら)このシリーズの頂点として考えられているものだ。しかし、非線形構造が実際のゲームプレイにより新しいアイデアを提供する一方、3Dライティングとカメラの効果が美しい2Dアートを飾っている。

楽しい驚きとして、このゲームにはSwitch eShopにデモが用意されている。私はこれを書きながらダウンロードを行っている。これは一種のβテストのようだ。プレイヤーたちは様々な局面で投票を求められる。これは単に皆をうまく巻き込みたいという意図で行われているもので、決して概念的に迷走しているわけではないということを祈ろう。

RPGセクションの後は、いよいよ待望のスーパーマリオオデッセイに関する新しい情報だ。私たちは来月27日にゲームが発売されることは知っている。誰もが今はその詳細に飢えている。そして私たちが分かったことは:任天堂は新しい雪国、ビーチ、そしてトロピカルな世界を見せてくれただけでなく、マリオに新しいコスチュームを与えることができるこれまで見たことのない能力も紹介してくれた。

ファイヤーフラワーやタヌキスーツなどを手に入れたときには、いつでもコスチュームを変えることができる。しかしこれらは正真正銘の衣装であったり、ある種のテーマに沿ったものであったり、単におふざけのものであったりする。これは、これまでにも知られてはいたものの、今回私たちはいくつか新しい衣装を手に入れた。おそらく少なくともこれまでマリオが着たことのないような(トップ画像)衣装も含まれている。

ゲームの中で出会う沢山のクレイジーな瞬間をキャプチャーできる素晴らしい写真モードは、良いオマケ機能だ。スマートフォンで共有するための合成モードさえ提供されている。

私はPAX Westでオデッセイを短時間だが2レベル分プレイしてみた。そして言えることは、とにかく本物を手に入れてじっくり自分のペースで遊びたくて仕方がないということだ。コントロールの感覚は素晴らしく、帽子を獲得するプレイは程なく馴染むようになる。まるでマリオ64の個々のレベルの持っていた魅力的を、その後のゲームのアイデアの密度と組み合わせたようなものだ。各レベルには数十個の月が隠されている。この数の多さはニンテンドー64版に含まれていた一握りのスターや秘密に比べるまでもない。

最後に、オデッセイと同時に格好良いスイッチバンドルが発売される。なのでもしこのゲームのために買い控えていたのならば(ゼルダじゃ心は動かされなかった?本当に??)、素敵な赤いジョイコンのペアを手に入れるチャンスだ。

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(翻訳:Sako)