subsclifeとオフィスナビは7月16日、subsclifeの家具・家具家電のサブスクリプションサービスとオフィスナビの賃貸オフィス検索サイト「サブスクオフィス」サービスを連携させることを発表した。具体的には、サブスクオフィスで借りた事務所に設置する家具や家電などを、subsclifeのサービスで調達できる。
subsclifeは、家具や家電を3〜24カ月の期間でレンタルできるサブスクリプションサービスを提供している2016年11月設立のスタートアップ。契約期間が終了するとレンタルした家具は返却する必要があるが、継続レンタル、別の家具や家電に交換、買取などのオプションを選べるのが特徴だ。家具や家電は51ブランドで計4万種をそろえている。
サブスクオフィスは、敷金・礼金無料の賃貸オフィス検索サイト。まず100物件からスタートし、年内に300物件まで増やす予定だ。今後は貸会議室事業者の短期貸しオフィスも選べるようになるとのこと。運営元のオフィスナビは、オフィス移転計画から入居後の諸手続きまでワンストップのサービスを提供している。これまでに9000件を超える仲介実績があるという。
シードやアーリーステージのスタートアップは、事業拡大に伴うスタッフの増員が激しく引っ越しも多い。中には、急激な人員増によってオフィスの契約期間が満了を待たずにに引っ越しを余儀なくされるケースもある。また、会社の顔でもあるオフィス、特にエントランスや来客スペースなどはきちんとコーディネートしたいところ。subsclifeとオフィスナビの提携は、このようなスタートアップ企業のニーズにマッチするではないか。