Raspberry Piは子どもにコンピュータを教えるのにはグレートだけど、ビールの醸造はできるだろうか? BeagleBone Blackには、まさにそれができる。TI(Texas Instruments)の技術者Trevor Hubbardは、ボード型コンピュータを使って熱交換機をコントロールすることによって、リモートでビールの温度を管理している。
ボードそのものも、なかなかクールだ(TI製)。プロセッサはAM335x 1GHz ARM Cortex-A8、グラフィクスアクセラレータ付き、I/O用に46ピンのヘッダが2つあるので、監視用やロボット用にうってつけだ。お値段は45ドルでPiよりやや高い。
OSはAndroidやUbuntu Linuxが動き、インターネットにはEthernetまたはUSBのWi-Fiドングルで接続できる。ボード全体がオープンソースなので、ユーザ自身がいろいろいじくれる。
BeagleBone Blackを作った会社はやはりTIの技術者Jason KridnerとGerald Coleyが創業した。ヘッダは多用途I/Oポートでアナログ、デジタルの両方に対応している。だからRaspberry Piに比べるとやや複雑だが、用途は広いだろう。
下のビデオにはHubbardが、BeagleBoardを使ってインターネットからビールの温度を制御している様子が写っている。うむ、こいつは男の必需品だね。
出典: Ars。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))