消費者向け電子製品を比較するベルリンのサービスVersus IO(2012/7立ち上げ)が、Dave McClureの500 Startupsなどから資金を得て、最初のアプリをローンチし、成長をさらに継続していくことを目指している。
Versusは今日(米国時間4/17)、Androidアプリのベータを立ち上げた。ベータに参加したい人はGoogle+のこのグループ 加わるとアプリをダウンロードできる。それがAndroidアプリの、Google Playにおけるベータテストのワークフローの流儀だ。
Versusの比較エンジンは自然言語処理を利用し、どんなものでも比較できるという。ただし最初の対象は主に消費者電子製品である。ユーザはたとえば、“このAndroid携帯はiPhoneよりも良いか?”など、自分が知りたい質問を投げることができる。
この比較サービスの現在の月間ユニークユーザ数は、12月時点の300万からさらに伸びて、今では350万に達しているという。
そして今すでに、モバイルからのアクセスが全トラフィックの約1/3を占める。3月のデータでは、携帯スマホだけで30.9%、タブレットも含めると39.7% だった。
アプリが加わったことによって当然モバイルからの利用は増えるだろうし、とくにお店など実際の買い物場面での利用が増えるだろう。
このアプリにはVersusの、昨年ローンチしたソーシャルコンパリゾンレイヤ(social comparison layer)Vegasが含まれていて、ユーザはいろんな製品のコミュニティからの視点を知ることができる。
このアプリを使って製品を比較するためには、まず製品名をタイプし、’compare’をタップしてから右や左にスワイプすると候補がいろいろ表示される。下へスクロールすると、今表示されている製品の買うべき/買わざるべきと、その理由が出る。
いま現在Versusで比較できるものは、携帯電話、カメラ、タブレット、CPU、ヘッドフォン、グラフィクスカード、そして都市だ(下の図ではモントリオールが比較されている)。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))