データ分析者に特化したSNS「D-Ocean」がリリース、2020年までに1万ユーザー目指す

データ分析者に特化したSNS「D-Ocean」を開発するディーオーシャンは2月14日、同サービスのオープンベータ版をリリースした。

同サービスはデータ分析者がデータを入手するためのデータマーケットプレイスとSNSを融合したサービス。ユーザーはD-Oceanに自分が収集したデータをアップロードすることができ、他のユーザーがそのデータを分析に利用することが可能だ。同サービスはSNSとしても機能するため、他のユーザーが集めたデータに「ハート(いいね)」を送ったり、興味のあるユーザーをフォローしたりすることができる。

また、クラウド連携機能によってD-Oceanで取得したデータを自分の分析環境に簡単にインポートしたり、欲しいデータがサービス上にアップロードされていないときは、その分野に詳しい他のユーザーにデータアップロード(収集)のリクエストを送ることなどができる。D-Oceanにはデータ分析者またはデータ分析に興味があるユーザーが集まるので、データ分析者を採用したい企業などにとっては採用ツールとしても使えそうだ。

D-Oceanは完全無料で利用できる。Facebook、Google、Githubのいずれかのアカウントと連携することですぐに利用開始することが可能だ。

ディーオーシャンは2017年4月の設立。オープンベータ版を伝えるプレスリリースのなかで、同社は「2020年までに、1万ユーザー・10万データを目標とし、将来は日本国内だけではなく世界中のデータ、ユーザーと交流できるようなデータプラットフォームを創出していきたい」としている。