目に見えない電気をAR(拡張現実)で見えるようにするLightUpの電子工作教材

電子工学の習得は難しい。電気は目に見えないし、部品はよく分からないし、概念も難解だ。そこでLightUpが登場する。子どもたちに小さな電子工作のプロジェクトを作らせ、AR(拡張現実, augmented reality)を利用して部品の働きを理解させるのだ。

そのプロジェクトは磁石を使って組み立て、回路に通電するとLEDが点灯しブザーが鳴る。でもその回路を携帯で写真に撮ると、アニメのラインが現れて電気が今何をやっているのかを示す(下図)。電子回路としてはあまりにも簡単すぎるが。しかしダイオードの向きが逆だったり、トランジスタが動作していなかったりすると、そのことを教えてくれるのがいい。

99ドルのキットには、Arduinoマイクロコントローラと各種の抵抗器と光センサーとLEDが含まれている。39ドルのキットでは、モールス信号ブザーやライト、調光器、お弁当箱警報器などを作れる。ぼくなら、お弁当箱警報器を作って、自分のジェリービーンを子どもたちに食われないようにしたいね。

LightUpはすでに資金を調達済みだ。類似サービスとしてLittleBitsなどがあるが、ARの利用はこのキットの魅力だろう。単純素朴に実験をするのではなくて、LightUpでは電子の流れなどを“見る”ことができるから、科学教育の教材として優れている。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


目に見えない電気をAR(拡張現実)で見えるようにするLightUpの電子工作教材

電子工学の習得は難しい。電気は目に見えないし、部品はよく分からないし、概念も難解だ。そこでLightUpが登場する。子どもたちに小さな電子工作のプロジェクトを作らせ、AR(拡張現実, augmented reality)を利用して部品の働きを理解させるのだ。

そのプロジェクトは磁石を使って組み立て、回路に通電するとLEDが点灯しブザーが鳴る。でもその回路を携帯で写真に撮ると、アニメのラインが現れて電気が今何をやっているのかを示す(下図)。電子回路としてはあまりにも簡単すぎるが。しかしダイオードの向きが逆だったり、トランジスタが動作していなかったりすると、そのことを教えてくれるのがいい。

99ドルのキットには、Arduinoマイクロコントローラと各種の抵抗器と光センサーとLEDが含まれている。39ドルのキットでは、モールス信号ブザーやライト、調光器、お弁当箱警報器などを作れる。ぼくなら、お弁当箱警報器を作って、自分のジェリービーンを子どもたちに食われないようにしたいね。

LightUpはすでに資金を調達済みだ。類似サービスとしてLittleBitsなどがあるが、ARの利用はこのキットの魅力だろう。単純素朴に実験をするのではなくて、LightUpでは電子の流れなどを“見る”ことができるから、科学教育の教材として優れている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))