Matter and Formの600ドルの3Dスキャナは、今いちばん安い3Dレーザースキャナだろう。良質なスキャンをさせるためには調整等が必要だけど、結果は十分によろしいし、しかもこいつは、既存のメジャーな3Dスキャナに負けていない。
これまでの3Dスキャナの多くは、テーブルを回転させてオブジェクト(対象物)をスキャンする。あの感動的だったMakerbot Digitizerのように、Matter and Formはレーザーでオブジェクトを“読み取り”、三次元のポイントデータの集合を作る。この‘クラウド’と呼ばれる点データ集合を、3Dプリンタはなぞりながらプリントを行う。データの一部を変えて、プリントされる物の形状をオリジナルとは違えることもできる。
ぼくの場合、最初はうまく行かなかったけど、まわりのいろんなものを片付けてスキャナの目にオブジェクトしか見えないようにすると、成功した。だからたとえば、バックが白い壁だとうまく行くし、あたりに雑多な物があるとスキャナはそれらも読んでしまう。
3Dプリントを本気でやりたい人には、スキャナとしては3D Systems Sense Scannerか、このMatter and Formをおすすめしたい。まだ完璧ではないが、魅力的なツールだし、お値段のわりには十分楽しめる。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))