Quickieは久々に本当に好きになったメッセージングアプリ…そのワケは?

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メッセージングアプリの大流行で、デベロッパに二つのことが起きている。第一は、途方もない数のデベロッパが、メッセージングなら必ず当たると信じてメッセージングアプリを作っている。第二は、WhatsAppやSnapchatなどなどを追い抜くと称して、ありとあらゆる小細工が氾濫している。“うちのは違う”、と声高に主張しながら。

それらの95%は、世の中にとっても誰にとっても、目に見える利点は何一つない。ぼくはネガティブな人間ではないが、本誌TechCrunchの非公式のメッセージングアプリ担当記者なので、使用体験者からの情報をいろいろ入手しているのだ。

メッセージングアプリはもっぱら上記のような状況だが、でも久しぶりに、ある新しいメッセージングアプリを本当に好きになった。誰かが今、ずっこけたような音がしたが?

そのアプリの名前はQuickieで、iOSAndroidのアプリで、短命なメッセージを送れる(テキスト、写真、ビデオ、落書きなど)。それは、自己破壊型(self-destructing)メッセージ、とも呼ぶ。

先週ずっと楽しめたのは、とにかくすごくシンプルで軽いから。

アプリを開いて画像をさっと送れる。裏、表、どちらのカメラでもよい。メッセージを書いたり、お絵かきをしたり、その場ですぐビデオを撮ったりして、友だちに送れる。相手がそれらのメッセージを見たら、すぐに消える。取り戻す方法はない。

つまり、そんなアプリ。

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短命メッセージのスクリーンショットをとることは意外と難しい

毎日、その日のほとんどをメッセージングアプリの中でぼくは過ごす。仕事ではSlack。個人用には、Facebook MessengerもWhatsAppもLineもWeChatもそのほかも適当に使うが、それが仕事関連のメッセージのこともある。すべてのメッセージアプリのユーザ数を合計すると数億人、という説があり、たしかにそれは、メールなど従来のコミュニケーション手段を駆逐した。だから逆に、メッセージングが前と違ってシリアスになった面もある。

だから軽くてシンプルなアプリが、単純に楽しめるから好きになったのかもしれない。お絵かきの機能はとくに、わが家の4歳と6歳が気に入ったようだ。もちろん、短命でないふつうのメッセージングにも、お絵かきはあるけどね。

Snapchatを使いづらいと感じる人は—あのごたごたしたインタフェイスはなんだっ!!—Quickieを気に入るだろう。でも、好みには個人差があるし、しかも、このアプリを使ってる友だちが何人かいなきゃだめだよ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa