動物専門のビデオサイトThe Dodoは1か月で10億ビューを稼ぐ、テレビ用コンテンツにも進出

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動物のビデオが好きな人って、すごく多いよね。

動物ビデオ専門のサイトThe Dodoによると、11月の視聴回数は10億回、1月(8000万)に比べると10倍以上の成長だ。

The Dodoは、配信(distribution)メディアに徹している。つまり同サイトのビデオの大半は同社のWebサイトからオリジナルとして送信されるのではなく、Facebookなどのソーシャルメディア上にある。社長のYuJung Kimによると、今月はSnapchatも加えた。だから12月はビュー数がさらに増えるだろう。

Kimはこう語る: “うちのビデオ一本の平均ビュー数は260万だ。だからうちは、平均で10万ぐらいしか行かない動物面白話(ストーリー)やGIFの画像は扱わない。ビュー数2億ぐらいの、ヴァイラルなヒットが数本発生した月は、総ビュー数が軽く10億にはなる。ビデオは、ビュー数を効率的にそして安定的に稼げる”。

“効率的で安定的”とは、どういう意味だろう? Kimはこれまで、ソーシャルメディア上のパブリッシャーの多くが、同じ間違いを犯している、と感じた。たとえば、“冒頭にすごいショットを置いて惹きつける”、とか。でも彼女が言うには、重要なのは人びとの心に共鳴するような動物のお話を見つけることなのだ。

“うちのビデオは最初から、共有されることをねらっている”、とファウンダーのIzzie Lerer〔Buzfeedの会長の娘〕が付け加える。“そのためにはパンチが必要だし、もっと重要なのは、見る人にとっての‘意味’が何かあること。自分が飼った犬によく似た犬のビデオとか、孤児になった象の赤ちゃんとか、人が動物に感情移入できるビデオが重要ね”。

The Dodoはしかし、時流ネタも無視しない。たとえば最近6600万ビューを稼いだビデオは、“Donald Trumpが嫌いなペット”だ。

しかしThe Dodoのビデオはほとんどがよそにあるから、収益化は難しい。Kimは、今は収益化よりも成長を重視、と言うが、でもいずれは、独自の何かうまい方法を装備する必要があるだろう。

今では、Group Nineという大きな組織にも属している。それは、Thrillist, NowThis Media, Discoveryのネットワーク版であるSeeker, The Dodoなどの合併により最近できた企業だ。Group Nine全体で10月のビューが35億だった。The Dodoは今でも独立ブランドだが、この合併の結果、テレビのためのコンテンツも企画するようになっている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))