写真で見た品物が欲しい!, 店のリンクがない!, The Huntのコミュニティが探してくれる

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先月(12月)、クリスマスに娘に着せるものを探していたとき、Pinterestでかわいいのを見つけた。でも、それをどこで買えるかというリンクがない。Googleやいろんなeコマースサイトで探したが、正確に同じものは見つからなかった。この、写真の中の「物」にリンクがないという問題は、Pinterestにかぎらず、InstagramでもTwitterでもTumblrでも、どこにでもある。そもそも、インターネット上の写真の90%以上には、リンクや買い物情報がない。最近ローンチしたThe Huntは、まさにこの問題の解決を目指している。

このスタートアップは、ソーシャルネットワークなどの上で見た写真の中の品物の発見と購入を、コミュニティの力で助ける。このサイトの会員になったら、探している物が映っている写真を投稿する。写真をアップロードしてもよいし、Webサイト上の写真のURLをポストしてもよい。そして、探してくれる人の参考になりそうな情報や説明もポストする。

そうするとThe Huntのファッション探偵たちが、その品物の捜索を開始する。もちろんユーザ自身も捜索に参加できる。会員のプロフィールには、これまでの成績や、今やっている捜索が書かれている。ユーザは捜索員にもなれるし、今行われている捜索をフォローすることもできる。捜索のための候補品目をポストしてもよい。また、関連品目の推奨もできる。たとえば、今捜索されているドレスに合う靴、とか。

このサイトは一般公開の前にすでに65000名あまりのアクティブユーザがいて、一日平均24分をこのサイト上で過ごしていた。12月のユニークビジター数は61万5千人で、18-34歳の女性が中心的な層だ。会員がお互いの協力によって見つけた品目は、6か月で11万5千点、その店数は1万あまりだ。12月だけでも、会員がポストしたeコマースサイトへのリンクは25万以上ある。しかもそれらのリンクのコンバージョンレート(実買い率)は、ソーシャルネットワークなどの上のリンクの5〜10倍と高い。またしかも、マーケティング努力のようなものは、まったく伴っていない。

CEOで協同ファウンダのTim Weingartenによると、このサイトの強みは何と言ってもコミュニティの力だ。しかも女性会員の多くは、人助けをすることに情熱を燃やしている。現在、もっぱら捜索専任の会員は、全会員の20%(5人に1人)。5人に1人は、ボランティアのファッション探偵だ。

“The HuntはいわばヴィジュアルなQ&Aサイトで、ファッションに伴うジレンマをコミュニティが解決してくれるのだ”、とWeingartenは説明する。しかもThe Huntで行う捜索には、ゲーム感覚があって楽しい。それが、人気拡大の大きな理由だ。ネット上で何かを見つけることには、スリルがあるのだ。

女性たちによる人気の盛り上がりもすごいが、The Huntのチームもすごい。WeingartenはVC出身、協同ファウンダのSimon Peckは元Quantcastに在籍、そのほかのチームメンバもQuantcastとZynga出身だ。

同社はJavelin Venture Partnersが率いるラウンドにより、200万ドルを調達した。

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〔余計な訳注: 残念!、写真中の品物を他の写真中に見つけるアルゴリズムの話ではありませんでした。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))