「幸せ」をシェアしてもっと「幸せ」(Happier)になろう(1日3つの共有が目標)

happieriOSアプリケーションのHappierが公開された。アプリケーションの目的は、もちろん、人びとを「幸せ」(Happier)にすることだ。明るい出来事を取り上げて、それを人びととシェアすることで自分の幸福度が増すという調査をうけて考案されたアプリケーションだ。こちらからダウンロードすることができる。

開発したのは、以前あったWhere(PayPalに売却された)のプロダクト部門VPであったNataly Koganだ。多くの人びとの幸せな出来事をシェアしてもらうために、アプリケーションを開発した。Kogan曰く、シェアする「幸せな出来事」というのは、ほんの些細なことでも良いのだそうだ。たとえば朝食がおいしかったとか、旧友からメールを貰ったとか、あるいは子供がハグしてきたといったようなことを想定しているのだとのこと。

自分の「幸せ」をシェアするには、感じた「幸せ」についてのメモを作って投稿する。投稿には写真を添付することもできる。また「食事」、「エクササイズ」、「友達」などといった「カテゴリー」も用意されていて、自分の「幸せ」を分類しておくこともできる。
また、朝昼晩と「幸せ」の投稿を忘れないように、リマインダを作動させることもできるようになっている(1日に3つの「幸せ」をシェアすると、さらにハッピーになれるのだそうだ)。

Koganは、人びとの「幸せ」データを集めて「幸せ繋がり」(ハピネスグラフ)を構築したいのだと言っている。できるだけ多くの人に使ってもらって、その上に魅力的なサービスを構築して行きたい考えだ。

拠点はボストンにあり、Resolute VCおよびVenrockから120万ドルの資金を調達している。

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(翻訳:Maeda, H)

投稿者:

TechCrunch Japan

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