リアルタイム対戦型「脳トレ」という、ちょっと聞き慣れないジャンルのゲーム「BrainWars」で起業したのは、サイバーエージェントで開発リーダーをしていたエンジニアの高場大樹氏らだ。BrainWarsを提供するトランスリミットは、まだ創業5カ月。プロダクトローンチも5月中旬と、まだスタートしたばかりだけど、すでにユーザーは15カ国にまたがり、1日1000ダウンロード、ユーザー数は2万を超えているといい、順調な滑り出しのようだ。
「世界を夢中にさせる新たなコミュニケーションを生み出す」というビジョンの元に、言語に依存しない中毒性の高いゲームをということで目をつけた「脳トレ」。ぼくもときどき起動してやっているのだけど、10代の若い人に反射神経で露骨に負けそうなのがイヤだなと思いながらも、ムキになってやっていたりする。脳「トレ」というだけあって、コッソリ練習を積めば結構強くなれるという面もあって、なおさら「負けてられない」と思ってしまうゲームでもある。
BrainWarsとは、どういうゲームなのか、対戦は実際にどういう風に行われるのか。マネタイズや潜在的な狙いはどこにあるのかといったことを、TechCrunch Japanでは高場氏に聞いた。以下の動画は、前半はデモを含むゲームの紹介、後半は実際の対戦のマッチングシステムやマネタイズ、起業の背景、今後の狙いといったことを聞いている。