アプリのデベロッパにビデオツールを提供しているStupeflixが、Replayと名づけた自社製モバイルアプリをローンチした。
デベロッパをユーザとする企業がアプリを立ち上げる場合は、それが概念証明であることが多い。“ほら、こんなことができるんだよ”というわけだが、でも今回のアプリは、協同ファウンダのJeff Boudierによると、正真正銘、消費者のニーズに応えたアプリを、同社の豊富なビデオ技術の持ち球を駆使して作ったものだ。
“共有魔といわれる人たちでも、自分の写真の10%ぐらいしか共有していない。残りはカメラロールの中で死んでしまう。それをなんとかしたかったのだ”、と彼は言う。
そこでReplayは、大量の写真を一本のビデオにまとめてくれる。スライドに似ているが、活気があって楽しい。コンセプトはAnimotoに似ているが、それは同社によるとこれまで100万回以上ダウンロードされ、今でもまだ単純化の努力を続けているそうだ。
ぼくは自分のiPhoneでAnimotoを使ってみたことはないが、 Replayはたしかに使いやすい。ビデオに入れたい写真を指定し、フィルタと音楽を選び、写真の順序を指定する。ぼくの場合はたまたま写真が5つしかなくて、しかもその中の2つはレシートだったから、できあがったビデオは人と共有する価値がない(いや、ほんまに)。でもこのアプリのおまけ機能(フィルタ、音楽など)は、とてもよくできてると思う。
“うちのビジョンは、ビデオによる表現を誰もが簡単にできるようにすることだ。このアプリも、そのビジョンの実現だ”、とBoudierは言う。
Replayは現在iOSのみだ。Androidバージョンは来年のQ2かQ3に出す、という。Boudierが今熱中しているのは、iPhoneにできることを100%しゃぶりつくすこと、だそうだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))