2018年後半、Adobe(アドビ)は「Premiere Pro」(プレミアプロ) と 「Adobe Audition」(アドビオーディション) をコンパクトにまとめた、オールインワンの最新動画編集ツール 「Premiere Rush」をリリースした。当時はiOSとmacOS、Windowsにしか対応していなかったが、今回ついにAndroid版がリリースされた。
ただし、アプリはSamsung(サムスン)の「Galaxy S9」や「Galaxy S10」、そしてGoogle(グーグル)の「Pixel 2」や「Pixel 3」、そして「OnePlus 6T」といった、かなり新しいスマートフォンでしか動作しない。
Premiere Rushの背景にあるアイデアは、Premiere Proのような複雑なツールを熟知していなくても、動画を作成するのに必要なすべてのツールを、熱心なユーザーや動画をすぐに公開する必要があるYouTubeユーザーに提供するというものだ。アプリはプロ向けの製品と同じ技術がベースとなっており、ずっと簡単に使える。つまり柔軟性を失う代わりに、効率性を得るのだ。
Premiere Rushの試用は無料だが、その「Starter Plan」では3つのプロジェクトしかエクスポートできない。フルアクセスにはアドビのCreative Cloudを購読するか、Premiere Rushにアクセスする月額9.99ドルのプランを購入する必要があり、またチームとエンタープライズ向けにはそれぞれ月額19.99ドルと月額29.99ドルにて提供される。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)