アパート全室をスマートホーム化するDweloが$4.9Mを調達、管理人の仕事も楽に

スマートホームはいいけど、テクノロジーが大好きな人たちの多くは、ホーム(自分の家)には住んでいない。そこでDweloが提供するのは、アパート全体とその各室のための大規模なスマートホームのソリューションだ。

同社のシステムを利用すると、オーナーはスマートロックや、スマートライト、サーモスタットなどを各室に装備でき、居住者はDweloのアプリとハブを使ってそれらをコントロールできる。サポートもすべてアプリから行われるので、電球がちかちかする、とかなんとかで管理者がいちいち連絡する必要はない。

ユタ州でDweloを作っているProvoが今日(米国時間8/30)、Peterson Venturesがリードするラウンドで490万ドルを調達したことを発表した。同社の総調達額は、これで970万ドルになる。

CEOのMichael Rovitoは声明文の中でこう述べている: “発売直後から、需要は爆発的に伸びている。アパートの住民や経営者にスマートホーム技術の利便性を提供できることは、実にすばらしいと感じている”。

これがあるとアパートの管理者がいちいち施錠の状態をチェックする必要もなくなり、一方でDweloは、Nextdoorのようなコミュニティアプリにはできなかったやり方で、アパートのコミュニティに奉仕できる。住民自身がたった一つのアプリでアパートを管理できるだけでなく、今後の機能の追加により、アパートコミュニティの核のようなサービスも提供できるようになるだろう。Rovitoも、今後はその方面を追究していきたい、と言っている。

Dweloの収益源は、最初のハードウェアの据え付けのみだ。それは建設と同時並行でもよいし、あとからでも設備できる。また管理人の仕事の多くを代行することになる、各住民が持つアプリも、月額の使用料が管理者に請求される。

同社は今、アメリカ全体でおよそ100のアパートを顧客にしている。今回得られた資金で、さらなる拡大を図ろうとしている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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