インメモリデータベースのMemSQLがシリーズCで$36Mを調達、ビッグデータの優等生に投資家が殺到

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インメモリデータベースのMemSQLが今日、シリーズCで3600万ドルを調達したことを発表した。新規の投資家REVとCaffeinated Capitalがラウンドをリードし、既存の投資家Accel Partners, Khosla Ventures, Data Collective, IA Ventures, およびFirst Round Capitalも参加した。

2011年にY Combinatorを卒業したMemSQLは、リアルタイムのビッグデータ分析という分野で活躍するスタートアップで、ほかにHortonWorks, Cloudera, Couchbase, SAP Hana, MongoDBなどもこの分野の主力選手たちだ。MemSQLの協同ファウンダーEric Frenkielによると、今回のラウンドは参加を希望する投資家が多すぎて、一部のコンペティターの評価額が下がってる中でのその現象はきわめて異例だ、という。

“ビッグデータの市場は今急速に、主記憶とApache SparkやKafkaのようなソフトウェアを使うリアルタイム処理に移行しつつある。企業はMemSQLを利用して、データのリアルタイムストリームを作り、分析できる”、と彼は語り、加えて、“ビッグデータ企業の多くが、オープンソースのモデルで投資家の高い期待に応えようとして、苦戦している。しかもそのやり方は、結構高くついている”、と述べた。MemSQLには、そのデータベースの無料バージョンはあるがソフトウェアはオープンソースではない。

Frenkielによると、同社の現在の顧客の中には、Pinterest, Comcast, Akamai, Kellogg’sなどがいる。

今回の新しいラウンドは、2014年の3500万ドルのシリーズBに次ぐ資金調達だ。同社の調達総額は、これで8500万ドルになる。計画では今回の資金は、“技術、営業、サポート、マーケティングなどすべての分野で成長を加速していくために”、使われる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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