リーガルテックサービスの開発・運営を行うGVA TECHは9月16日、オンライン商業登記支援サービス「AI-CON登記」において、新たに「役員の氏名変更登記申請」に対応したと発表した。
AI-CON登記は、会社の登記情報をアップロードし、変更内容などの最低限の情報を入力するだけで、登記申請書類や添付書類を自動作成できるサービス。作成された書類に押印し、収入印紙(登録免許税)を貼って法務局に郵送することで登記申請が完了する。決算期や人事異動、株主総会が増えるシーズンに利用される機会が多く、2019年1月のサービス提供開始以来4000社以上の企業が利用しているという。
AI-CON登記では、以前から株式会社の役員変更登記申請に対応しており、今回新たに「役員の氏名変更登記申請」もサポートした。従来AI-CON登記では、取締役・代表取締役・監査役の役員変更のうち、就任・重任・退任・辞任には対応していたが、氏名変更には対応していなかった。今回の追加により、役員としての立場は変えずに氏名変更をできるようになった。
また、2015年2月27日から登記記録上の役員の氏名に、婚姻前の氏も併記できるようになっている。AI-CON登記で氏名変更・就任を行う際は、婚姻前の旧姓を記録することの申し出も一緒に行えるようになった。
AI-CON登記で対応している登記種類
・株式会社の役員の新任
・株式会社の役員の辞任
・株式会社の役員の重任・退任
・株式会社の本店移転登記(管轄内外)
・株式会社の募集株式発行(増資)登記
・代表取締役の住所変更登記
・株式会社の役員の氏名変更
・株式会社の商号変更登記
・株式会社の目的変更登記
・株式会社の株式分割登記
・株式会社のストックオプション発行登記
※役員変更では、取締役・代表取締役・監査役の変更に対応