オープンオフィスの流行はパナソニックに人間のための遮眼帯を開発させた

私たちが、未来を予測する小説が警告してきたディストピアの悪夢の中に住んでいることを、素直に認めるのはいつだろうか。おそらくテリー・ギリアムの映画からそのまま抜け出してきたようにみえる、この馬の遮眼帯を見た時に違いない。

これをデザインしたのは、パナソニックのデザインスタジオであるFuture Life Factoryである。しかしオープンスペースオフィスは基本的に最悪な代物だ。 スタートアップから始まったキュービクルの暴虐からの世界の解放運動は、どうやら私たちの顔の周りにキュービクルを作り出そうとしている。しかも自分たちの正体が警官にわかりにくくなるというボーナス付きだ(キュービクルというのは衝立で囲まれた個人作業スペースのこと)。

このWear Space(Office Faceとはまだ呼ばれていない)は、着用者の周辺視界を遮るとともに、真に仕事に集中させるためにノイズキャンセリングヘッドホンも組み込まれている。

「オープンオフィスとデジタルノマドが増えているため、作業者にとって集中できる個人スペースの確保がますます重要になっています」と同社はDezeenに語った。「Wear Spaceは、この種の個人空間を即座に生み出します。服を着るのと同じくらい簡単ですよ」。

今年の初めのSXSWで、プロトタイプとしてデビューしたこのデバイスはクラウドファンディングキャンペーンの対象になった。アーリーバードなら260ドルであるが、私たちは遠慮しておく。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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