会社の製品やブランドに関心を持ってもらうためのブログ記事を毎日書いているあなた、競合他社のことまで意識した記事を書くためには、BrightEdgeがお役に立つかもよ。
2013年にシリーズDで4280万ドルを調達したとき、同社はすでにそれまでのSEOサービスから新たな業態へ飛躍しようとしていた。当時CEOのJim Yuは、同社の目標が“すべてのデジタルチャネルにおけるオーガニックコンテンツの消費者エンゲージメントを理解すること”だ、としていた。
そのために同社は、Content Optimizerというものを作った。それはBrightEdge Data Cubeをベースとする、ライティングコーチ(文章の執筆を指導するツール)のようなものだった。Content Optimizerはブログ記事などを書くマーケターに、記事の構造や長さなどに関するアドバイスを提供した。
Content Optimizerのニューバージョン3.0でBrightEdgeは、競合他社に関するデータも加えている。マーケターは記事を書きながら、競合他社のコンテンツやその効果を知り、それらと十分に競合できる、それらに勝てる、記事の書き方を指導される。
Yuはこう言う: “マーケターは、自分が書く記事に関してはいろんな情報を入手できるが、ほかの社のコンテンツと比べた場合の違いなどに関しては比較的無知だ”。
もちろん、自分で他社のブログやYouTubeのページなどを見ればよいわけだけど、同社のツールを使うともっと体系的な情報を入手できる。しかもContent Optimizer 3.0が集めてくるのは、企業のブログ記事だけでなく、もっと一般的に、今消費者間で人気のあるコンテンツも、記事を書いているマーケターの参考のために拾い上げる。
これに限らず、今は一般的にコンテンツマーケティングが脚光を浴びつつある。AOLは自社独自のコンテンツチームを作ろうとしているし、同じくSEO出身のConductorはWebプレゼンス管理をベースとするコンテンツマーケティングを提供し、このほどやはりシリーズDで2700万ドルを調達した。
BrightEdgeの顧客は今およそ8500社あり、その中にはMicrosoftやNetflix、Nikeなどもいる。
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))