ソニーへのサイバーアタックにつき、FBIの名指しをうけた北朝鮮は一切の関与を否定

TechCrunchでも「ザ・インタビュー」絡みの話題をいろいろと取り上げている。FBIは犯行の背後には北朝鮮がいると主張しているが、北朝鮮側は一切の関与を否定しているようだ。BBCの記事によれば北朝鮮外務省は、FBIの決めつけは「重大な結末」を招く可能性があるとし、共同調査を提案してもいるようだ。

当初は、実際のところは他国からの攻撃であり、北朝鮮からのものに見せかけたものなのではないかという疑いももたれていた。しかし現在ではセキュリティ専門家の多くが、ソニーに対するサイバーアタックやその後の情報流出の背後には北朝鮮がいたものだと考えている。セキュリティの専門家であるBrian Krebsは、「Guardians of Peace」を名乗る集団からの攻撃の多くは北朝鮮からのものであり、また在日施設からのものも見られると述べている。

ソニーに対するサイバーアタック(最新技術を用いたというわけでもないらしい)は当初、いち映画会社の問題であったわけだが、それがいまや国家間の騒動へと発展したわけだ。北朝鮮は自らの関与を全く否定している。現時点ではわからないことも多く、事実が明らかになるのは(明らかにされない場合もあり得るだろう)しばらく後のこととなるだろう。アメリカと北朝鮮の関係を考えれば、北朝鮮の提案している共同調査などというのはあり得ない話だろう。もちろんデニス・ロッドマンが動き始めれば、話はまた別なのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


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TechCrunch Japan

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