ダンス専門のYouTubeネットワークDanceOnが$4Mを調達–オリジナルコンテンツの充実へ

YouTubeネットワークDanceOnは、成長著しいビデオビジネスのために資金を調達した最新のニューメディア企業だ。YouTubeでダンスといえばここ、といわれるナンバーワンのチャネルが、Plus CapitalとAMC Networksが幹事するラウンドで400万ドルを確保したのだ。

このところYouTube上では、多くのチャネルをアグリゲート(集積)し、自分のビデオも作る、というマルチチャネルネットワークがいくつも登場しているが、DanceOnもその一つだ。また、Machinimaはゲーマー、Tastemadeは食べ物、というように、DanceOnもやはり特定の垂直市場をターゲットとする。それは、ダンスエンタテイメントだ。

数年前にスタートした同社は、YouTubeがオリジナルコンテンツ育成のために用意した1億ドルのファンドの対象となる、100あまりのチャネルの一つに選ばれた。その幸運がバネとなって、同社はオリジナル番組の制作や、YouTube上のそのほかのクリエイターたちとのパートナーシップにより、人気を増していった。

DanceOnのCEO Amanda Taylorによると、彼女が最初に考えたのは、ダンス愛好家のコミュニティを作ることだった。会社の立ち上げは、 MadonnaのマネージャでA-Gradeの協同ファウンダでもあるGuy Osearyや、MachinimaのCEO Allen Debevoiseに助けられた。

DanceOnは、YouTube上にダンス専門のチャネルやクリエイターを見つけて彼らのビデオのマネタイズを助けるだけでなく、人気の高いDance Showdownに代表されるような有料オリジナルコンテンツのシリーズも制作している。たとえばダンスコンペ”So You Think You Can Dance”ふうのシリーズでは、ダンスとは関係ないカテゴリーのYouTube上のスターたちを招き、コンペに無理やり参加させる。またドキュメンタリーシリーズ”The Edge”では、ミュージシャンのツアーやビデオ制作現場を追う。

今後は、オリジナルコンテンツにより力を入れると同時に、技術にも投資していく。たとえば、パートナーたちがコンテンツをもっと容易にアップロードできるためのツールがほしい。今社員は16名だが、数か月以内に25名あまりに増やす予定だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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