デザインとプロトタイピングツールのMarvelがシリーズAで400万ポンドを調達

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POP買収の熱も冷めやらぬ、デザイン・プロトタイピングプラットフォームのMarvelが、シリーズAの資金調達で400万ポンドを調達したことを明らかにした。ラウンドを主導したのはBGF Venturesで、これに以前からの支援者たちであるIndex Ventures、Connect Ventures、Inreach Ventures、Andy McLoughlin、そしてRichard Fearnが加わった。

Marvelは、ウェブとモバイルアプリのアイデアをプロトタイプ(またはワイヤーフレーミング)するためのシンプルなアプリとしてスタートし、今では誰もがデザインとプロトタイプを行うことが可能になることを目指す、オールインワンデザインプラットフォームへと成長した。組織の中心にデザインを据える企業たちを支援するために、個々のデザイナーやチームによって利用されている。

これを実現するために、Marvelはワイヤーフレームからユーザーテストまで、コラボレーション機能を提供しながら、Webやアプリのデザインワークフロー全体をサポートしている。

同社とその製品が成長した方法も興味深い。それが買収の巧妙な戦略によって少しずつ達成されてきたように見えることだ。ウェブやアプリデザインのエコシステムは、製品ではないにしても、沢山の機能に溢れていて、その多くが大きな企業へと成長することはない。

Marvelはいくつかの機能や製品の買収から始めた — POPの資産を獲得する前には、Plexiというデザインツールを買収した — 市場で先頭を走るために、それらを自社の製品に組み込んだのだ。

今日のシリーズAの目的はMarvelを会社として強化することだ。スタートアップのプラットフォームには現在、100万人以上の登録ユーザが居て、毎月約3万5000人の新規ユーザがサインアップしていると聞いている。最大の市場は米国と英国である。現在はセールスに投資しているが、最近までは現在までは多くを組織と顧客のサポートに向けて投資していた。新たな資本はまた、Marvelの新たな市場への進出や新製品の開発を可能にする。

BGF VenturesのパートナーであるRory Stirlingは、次のように述べている。「私たちはMurat、Brendan、そしてJonathanが、この数年にわたってこの事業を構築するところを見てきました。Marvelの旅に参加することは並ぶことのない誇りです。私たちは、彼らの製品へのこだわりとユーザーに対する親近感が大好きです。技術が創造的なプロセスをシンプルにするために使われるとき、驚くべきことが起こります。Marvelは、個人やチームが世界規模で優れた製品を作り出す方法を変える能力を持っていると信じています。これはまさにBGF Venturesが支援したい野心の一種です。私たちは、すでにチームが掴んでいる印象的で忠実なユーザー基盤を持つビジネスを、拡大する手助けをすることを楽しみにしています」。

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(翻訳:Sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

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