ファーウェイがMacBookそっくりの「MateBook X」を7月7日に国内発売――価格は14万6800円から

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ファーウェイは、12インチMacBookそっくりのWindows 10 PC「HUAWEI MateBook X」を7月7日に国内発売します。

主な特徴は、13インチ 2160 x 1440解像度(アスペクト比3:2)の液晶ディスプレイ。Core i7搭載なのにファンレスな静音性、薄さ12.5mm・重さ1.05kgのコンパクトな筐体など。

実機を前にして、まず目を惹くのはディスプレイの鮮やかさです。サイズは13インチで、解像度は2160 x 1440。12インチMacBook(第3世代)と見比べても鮮やかさは一目瞭然です。タッチ操作には非対応です。

左からMateBook X、12インチMacBook(2017)

左から12インチMacBook(2017)、MateBook X

スマートフォンやタブレットも開発するファーウェイらしく、ディスプレイの表面は凹凸のないフラットな仕上がり。また、ブルーライトカットモードにより、目への負担を軽減する機能も備えます。

プロセッサにはIntelのKabyLake Uシリーズを採用。Core i7 7200U搭載でファンレスを実現します。これは、航空宇宙の領域で使われる冷却素材の採用で実現したとのこと。ファンレスの意義について担当者は「ベンチマークを回すと当然熱くなります」とする一方、「重い作業をする際、ファン付きだとキーンという音がしてうるさいが、ファンレスなら無音なので集中できます」と説明します。

サウンドにも力を入れたといいます。ファーウェイいわく、ドルビーアトモスサウンドシステムをPCとして初搭載。「スピーカーの音響設定もドルビーと共同で行い、アトモスサウンドとして聞こえるようにチューニングした」と担当者は語ります。

実際にサウンドを聞いてみたところ、12.5mmの薄型ノートPCとは思えないほどの迫力。YouTubeのようなドルビーアトモス向けに特別にチューニングされていない音源でも高クオリティでした。

本体はフルアルミボディ。液晶回りのダイヤモンドカット。そして金属筐体の表面のサンドブラスト加工など、ファーウェイのスマートフォンやタブレットと一貫したデザインコンセプトです。カラーはプレステージゴールド、ローズゴールド、スペースグレーの3色展開。本体サイズは286 x 211mm x 12.5mm、重さは1.05kgです。

キーボードの右上には、電源ボタンと一体化した指紋センサーを搭載。ファーウェイのP9シリーズと同じく、リング状のデザインです。電源オフの状態からボタンを押した時点で指紋認証がスタート。ワンアクションで直接Windowsアカウントにログインしてくれます。

指紋は最大10個まで登録可能。例えば家族で使用すれば、お父さんが押せばお父さんのアカウント、子どもが押せば子どものアカウントと行った具合に、自動的にアカウントを切り替えてくれる利便性もあります。

本体の左右にUSB-Cを1つづつ搭載。USB-PD対応ですが、本体の充電は片側のポートしか使えません。USB-A端子やHDMI、SDカードスロットなどは非搭載。別売りですが、ファーウェイ純正のUSB-Cハブを用意します。なおヘッドホンジャックは搭載します。

バッテリーは、標準的な利用状況で10時間の持続をアピールします。

本体価格はOffice付きとOffice無しバージョンを用意。Core i5 / 256GBのOffice無しが税別14万4800円。Core i7 / 512GBのOffice付きは20万1800円となります。

Engadget 日本版からの転載。

投稿者:

TechCrunch Japan

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