フリーランスマーケットプレイスのFiverrは、上場したニューヨーク証券取引所で幸先のいいスタートを切った。
Fiverrは昨夜、IPO価格を21ドルに決め、これによる調達額は1億1100万ドル(約120億円)だった。しかし今朝の取引は26ドルで始まり、日中、株価は上昇する一方で、IPO価格を90%上回る39.90ドルでひけた。
Fiverrは、いわゆるギグエコノミーを促進する代表的な企業の一つだ。先月、上場の書類を提出したとき、同社は550万社のバイヤーとフリーランス83万人の間での取引をこれまでに5000万件をプロデュースした、と述べた。
同社は2018年に売上高7550万ドル、損失3610万ドルを計上して赤字だったにもかかわらず、投資家は喜んで同社の未来に賭けようとしているようだ。今日午後のインタビューで、創業者で CEOのMicha Kaufman氏は同社のマイナスのEBITDAは縮小している(少なくとも2018年の第1四半期と2019年の第1四半期を比べたときはそうだ)と指摘した。
「我々は黒字化に向かいつつある。その黒字を維持したい。そのために、成長にフォーカスしつつ、長期的に収益をあげられる事業を構築する」とKaufman氏は語った。フルインタビューを明日アップする。
イメージクレジット: Fiverr
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(翻訳:Mizoguchi)