米国時間12月19日、人気のあるマッチングアプリスタートアップであるBumble(バンブル)が、非公開でIPOの書類を提出したとブルームバーグが報じた。
バンブルがIPOを目指しているというニュースは驚きではない。TechCrunchは9月にこのニュースを取り上げ、ライバルのTinderが巨額の収益を上げていることに注目し、この2つのプレイヤーがビジネスを行うのに十分な規模の市場がありうることを示した。
バンブルが非公開で申請したということは、暗号資産のCoinbase(コインベース)と同じく、彼らもIPOの道を歩んでいることを示している。この2社がS-1申告書を公開した際には、市場は彼らの財務結果を目にすることになるだろう。
バンブルとCoinbaseは、Roblox、Affirm、Poshmarkに先んじてS-1申告書を公開する。今後数か月の間に、この5社はIPOを目指した手続きに進むことになるだろう。
GGVのハンス・タン氏(AffirmやAirbnbなどへの投資で有名な投資家)との最近のインタビューによると、2021年の第1四半期、第3四半期、第4四半期はIPOの活発な時期になる可能性がある。2020年の最終週にバンブルが参入することで、公開市場が史上最高値近くで取引される中、流動性を求める高価格の非公開企業にとって、年明けがいかに活発な年になるかが焦点となる。
TechCrunchは、今回の申請に関するコメントを求めてバンブルに連絡を取ったが、同社はコメントを拒否している。
ブルームバーグの報道によると、バンブルの評価額は60億ドルから80億ドルになる可能性があるという。これは事前の予想通りだ。この評価額に到達するために、市場がバンブルにどの程度の収益を求め、どの程度のペースで成長することを求めているのかは分からない。
しかし、同社は2020年初めに1億人のユーザーに到達したことを考えると、その評価額に達する可能性は大いにあるのだろう。
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タグ:Bumble マッチングアプリ IPO
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(翻訳:TechCrunch)