David A. Steinbergと、元Apple CEOのJohn Sculleyによって設立された、マーケティングオートメーションプラットフォームのZeta Globalは、本日(米国時間7月18日)、機械学習を中心に置いたマーケティングプラットフォームであるBoomtrainを買収したと発表した。同社に近い消息筋によれば、買収価格は3500万ドルから4000万ドルの間だということだ。Boomtrainは本日の買収以前に、総額1477万ドルを調達していた。
これは創業から10年が経ったZetaにとって10件目の買収であり、本日のニュースは4月に公表された同社の1億4000万ドルのシリーズFラウンドに続くものだ。このときには同社は約13億ドルと評価されていた。
Zetaの共同創業者でCEOのSteinbergが語ったように、チームは機械学習分野を用いた自社の取り組み(既に多数の特許を所持している)の活性化を手助けできる、機械学習中心のマーケティング会社を買収することを検討していた。AdobeとMarketing Cloudのような、Zetaの競合相手たちは、明らかに同じ方向へ進もうとしている。出版業界に重点を置いていたBoomtrainを手に入れることで、Zetaはそのサービスを先に推し進めるための中核をなす企業を発見したのだ。
現在のBoomtrain製品ポートフォリオは暫くの間継続される予定だが、Steinbergが最も興奮しているのは、Boomtrainの機械学習の知見をZetaプロダクトポートフォリオ全体に使用する計画に対してだ。「私たちは、その機械学習、意思決定、マーケティングオートメーションを私たちのマーケティングクラウド全域に100%統合します」と彼は言う。「私たちにとっては大きな技術的挑戦です。私たちはこれを見たときに、これは買収なのか開発なのか?と自問しました」。
最後には、チームはスピードを十分に上げるためには、そのテクノロジーと相手チームを手に入れるしかないという結論に達した。「これまでの私たちのチームはとても素晴らしい者たちです」とSteinbergは言う。「しかし私たちは、新しいチームが、AI /機械学習の視点から、業界がどこに向かうのかという点に対する新たなビジョンを真にもたらしてくれたように感じたのです。私たちにとっては、疑問の余地なく、これはすべて時間に関わることなのです。私たちだけでは、それを進めるためには長い時間がかかり、結局のところChris(Chris Monberg。BoomtrainのCTO兼共同創業者)のような人材を雇う必要があったでしょう」。
米国とバンガロールにいる約60人のBoomtrainの従業員たちが、Zetaに合流する。現在のBoomtrainのバンガロール事務所は、Zetaのインド第3の拠点として維持される。Boomtrain自身はその顧客に代理店サービスを提供しているものの、Zeta自身はこれに焦点を当てないということをSteinbergは明言した。「私たちは代理店ではありませんし、代理店ビジネスを行いたいとも思っていません」と彼は言う。「私たちはソフトウェア企業なのです」。
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(翻訳:Sako)