海外ゲームフォーラムのNeoGafによると、7月18日に任天堂がNintendo64(以下N64)コントローラーの線画の商標登録を、欧州連合知的財産庁に出願したことが明らかになりました。これにより、同社がレトロハードを小さくしてソフトごと復刻する「クラシックミニ」シリーズに、N64が加わる可能性が浮上してきた形です。
くだんの線画は左に十字キー、中央にアナログスティックが配された懐かしのデザイン。これだけならN64ソフトを再現するバーチャルコンソールやミニ玩具かもしれませんが、話題となったのは同時に2つの線画が商標登録されたため。
一つはNES(海外版ファミコン)、もう一つはスーパーファミコンのコントローラーと思しきもの。思しきどころか、実際の商品のボックス上部に印刷されているマークとそっくりです。
さらに商標のカテゴリーが”goods and services”であることから、ソフトであるバーチャルコンソールではなくクラシックミニ的なハードかも、との推測を後押ししています。
なお、ゲーム情報メディアのPolygonが任天堂アメリカに問い合わせたところ、「何もアナウンスすることはありません」との回答が返ってきたとのこと。
もちろん、知的財産権を守るため、商品化の予定はないが「とりあえず商標登録」はよくあること。過度の期待は禁物ですが、「任天堂の最高傑作」とも言われるN64コントローラーで建物を破壊しまくる『ブラストドーザー』がプレイできる日や、願わくばバーチャルボーイのクラシックミニ化も夢見たいところです。
Engadget 日本版からの転載。