クラウドソースに依存しているインディーのバンドは昔からある。ツアーのバス代もKickstarterやIndiegogoに頼ったりする。でも、あなたのお金ではなくてマウスカーソルを求めるバンドは、これまでなかったと思うな。
オランダのロックバンドlightlightは、クラウドのパワーを利用するために、ちょっとおもしろいハックを使って、これまででもっとも巧妙†と言えるかもしれない音楽ビデオを作った。
そのビデオを視聴者がアクセスして再生するたびに、彼らのJavaScriptコードが動き出して視聴者のマウスカーソルの位置をリアルタイムで記録する。ビデオを見ている間中(あいだじゅう)、視聴者はコンテンツとの対話を奨励される。スマイリーを描いてもよいし、カーソルを一箇所にキープしてもよい。30ないし60分間隔でビデオは再リリースされ、それまでの視聴者たちの記録が再現される。
そのビデオはここでロードできる(職場では見ない方がよい: 肌の露出が多いが、それらは通常、何千ものマウスカーソルに覆われている。ビキニが解雇の理由になるなら、セーブしておいてあとで見よう)。
どうやらこのビデオと技術的工夫は、オランダのアーチストRoel Woutersと彼のスタジオMonikerの仕事らしい。
このビデオの‘放送’は昨日(米国時間4/15)始まったが、昨日は悲惨な事件があったので記事を載せることを控えた。それから20数時間後の今でも、ビデオはまだロックしている。だから、ここに記事をポストした。このビデオを見るのが二度目以降の人は、ブラウザのJavaScriptコンソールを開いたままにしてみよう。イースターエッグが見られる。
[†原注: “もっとも巧妙”は、“最良(ベスト)”という意味ではない。誰もが知ってるように、これまでのベストのビデオはJamiroquai作のVirtual Insanityに決まっている。]
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))