京急が品川駅高輪口にシェアリングサービス集約拠点「KEIKYU SHARING STATION」を設置

京浜急行は8月27日、複数のシェアリングサービスを利用可能な施設「KEIKYU SHARING STATION」の第1弾として、JR・京急品川駅高輪口にあるSHINAGAWA GOOSに設置することを発表した。SHINAGAWA GOOSは、京急が保有するビジネスホテルを核テナントとした複合商業施設。

SHINAGAWA GOOSで提供されるシェアリングサービスは、傘の「アイカサ」、モバイルバッテリーの「充レン」、自動車の「タイムズカーシェア」の3サービス。これらのサービスは24時間いつでも利用可能だ。

アイカサは、傘を1本70円、月額最大420円でレンタルできるサービス。充レンは、1日324円でモバイルバッテリーをレンタルできる。タイムズカーシェアは、オンラインでクルマをレンタル予約できるサービス。ガソリン代込みで15分206円から利用できる。

1日70円、1カ月最大でも420円で傘を使い放題になるサービス。LINEプラットフォームを利用しており、アイカサを友だちに追加するだけですぐに利用できる

メールアドレスをクレジットカードがあれば利用可能。充電ケーブルは、Lightning、USB-micro B、USB-Cを選べる。1泊2日のレンタルで324円。1泊追加するごとに324円の追加料金がかかる

スマホで予約して、キーレスでクルマを15分単位で利用できるカーシェアリングサービス。ベーシッククラスの車種は15分206円、プレミアムクラスの車種は15分416円でクルマを借りられる。このほか、入会金1550円、月額基本料金1030円がかかる

同社はSHINAGAWA GOOSを皮切りに、これらのシェアリングサービスを駅周辺施設へ順次導入していく予定だ。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。