人気の投票(Polling)ツールを提供するApester、シリーズAで500万ドルを調達

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ApesterがシリーズAにて500万ドルの資金を調達した。

同社については以前、まだQmerceという名前でソーシャルゲームのプラットフォームを提供していた頃に記事にしたことがある。現在では名前もApesterとなり、投票、サーベイ、診断テスト、ビデオクイズなどを作成して、各パブリッシャーの記事内に埋め込むことのできるサービスを展開している。

Apesterによると、同社のプラットフォームを利用するパブリッシャーは400にのぼり、毎月2億のインプレッションがあるのだとのこと。たとえばThe Weather Channelは悪天候時のドライブ技術テストを展開しているし、AOL(TechCrunchの親会社だ)は政治的なアンケート調査に利用している。

「これからのデジタルストーリーは、読者の声をコンテンツに取り込む形で発展していくと思われます」とファウンダー兼CEOのMoti Cohenは言っている。

Apester Editor Dashboard

利用者からの投稿を受け付けるサービスについてはこれまでも大規模なものから小規模なものまでいろいろと取り上げてきた。またBuzzFeedなどのパブリッシャーも、読者からの投稿やクイズ形式などインタラクティブなコンテンツを積極的に活用しようとしている。

Cohen曰く、Apesterはインタラクティブな仕組みを手軽に提供するサービスを展開しているのだとのこと。BuzzFeedのようなリソースを抱えていなくても、同じような仕組みを提供できるようになるわけだ。ブランドコンテンツを組み合わせて、ネイティブ広告として展開するために利用することもできる(標準で展開される広告は、パブリッシャー側でオプトアウトすることもできる)。

今回のシリーズAをリードしたのはMangrove Capital Partnersで、他にはAOLのエグゼクティブであるTal Simantov、Wixの共同ファウンダーであるGigi Kaplan、Silverstein PropertiesのプレジデントであるTal Kerret、およびAmdocsのファウンダーであるMorris Kahn(Wellborn Ventures)も出資している。

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(翻訳:Maeda, H

投稿者:

TechCrunch Japan

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