ゲームイベント E3 にあわせた任天堂のプレゼンテーション「Nintendo Spotlight:E3 2017」より。株式会社ポケモンの石原社長が、ニンテンドースイッチ版『ポケットモンスター』作品の開発を明らかにしました。
任天堂、ポケモンDirectを6日23時に放送。Switch版『ポッ拳』と3DS『ウルトラサン・ウルトラムーン』発表(Engadget 日本版)
ポケモンといえばつい先日、E3より微妙に前のタイミングに放送したPokemon Direct 2017.6.6 で、スイッチ初のポケモン関連タイトル『ポッ拳トーナメント DX』と、3DS版 サン・ムーンの増補版ウルトラサン・ウルトラムーンを発表していました。
石原社長によれば、スイッチ版ポケモン新作を開発するのは初代以来メインの『ポケモン』シリーズを手がけてきたゲームフリーク。
ポケモンが登場するスピンオフではなく、RPGのいわゆる『ポケモン』本流作品であると思われますが、具体的にどのような作品なのか、完全新作の新世代なのか、現行のサン・ムーン / ウルトラサン・ウルトラムーン世代に属するのかも分かっていません。
Nintendo Switch向けに『ポケットモンスター』シリーズを開発していることを発表。お届けできるのは来年以降。 pic.twitter.com/WT1YUky3ik
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 13, 2017
一方、サン・ムーンと同じ世代のスイッチ版ポケモンが『Pocket Monster : Stars』の名称で開発中である、といううわさは以前からありました。
スイッチ版新作は来年以降でまだ先の話ですが、シリーズ作品のこれまでのリリースサイクルから考えれば、大量の新規ポケモンを追加する次世代作品ではなくサン・ムーン世代の新作と考えるのが妥当かもしれません。
もちろん、従来のシリーズの常識を変えるまったく新しい作品になることも、ポケモンの多数追加や新システムで区切られる世代の考え方自体を変える作品になる可能性もあります。
任天堂はスイッチを携帯ゲーム機ではなく、あくまで「持ち運べる据え置きゲーム機」と位置づけようとしています。ポケモンシリーズ自体の今後や 3DS後継プラットフォームの話も含めて、続報が気になる作品です。
Engadget 日本版からの転載。