シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)であるSequoia Capital(セコイアキャピタル)は、同じくVCのAccelのロンドンオフィスからLuciana Lixandru(ルシアナ・リキサンドル)氏を採用した後、最近ヨーロッパに拠点を構えた。そして2人目のヨーロッパのパートナーとして、金融スタートアップのRevolutでプロダクトリーダーを務めるGeorge Robson(ジョージ・ロブソン)氏を採用した。同氏のTwitter投稿で判明した。
ロブソン氏は、英国の学生が運営するアクセラレータープログラム「Kickstart London」の共同設立者であり、Morgan Stanley(モルガン・スタンレー)でアナリストとして働いていた経験もある人物だ。先週Twitterで急成長中のSequoia Capitalの欧州事業に参加したことを発表した。
同氏はツイートで「Revolutで世界初の真のグローバル金融スーパーアプリを構築した聡明な頭脳の持ち主たちと3年ほど働いた後、次の行動に移す時が来ました。8月下旬にヨーロッパのパートナーとしてSequoiaに入社することになり、とてもワクワクしています。2つ目のツイートでは、「ヨーロッパにはこれまで以上に多くの機会とイノベーションがある」と続けた。
同氏はRevolutで、ネオバンクの有料銀行口座であるRevolut Premiumのプロダクトオーナーを務めていた。LinkedInには、Revolutのサブスクリプション製品チームに最初に採用された人物と記載されており、製品、エンジニアリング、プロダクトマーケティング、戦略的パートナーシップになど複数の業務を統括していたようだ。そのほか、「Revolut Metal」の立ち上げを含むRevolutのリテールプランや、コンシェルジュ、スマートトラベル、保険、ギフト機能を含む複数のサードパーティとの統合を含むロードマップの作成にも参画した。
ロブソン氏は8月24日に正式にSequoia Capitalに入社し、アーリーおよびグロースステージの企業への投資を担当する。同氏はロンドンに拠点を置き、欧米のVCチームと緊密に連携して業務を進めていく。
繰り返しになるが、ロブソン氏はSequoia Capitalの欧州初のパートナー採用を経て同社に加わった。一方のリキサンドル氏は、Accelから引き抜かれた人物で、UiPathのシリーズAラウンドをリードしたことでよく知られているほか、Deliveroo、Miro、Tessianなどヨーロッパで成功を収めているスタートアップとともに働いている人物だ。
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(翻訳:TechCrunch Japan)