周辺機器メーカーのロジテック(日本ブランド名:ロジクール)は、ボタン類が斜めに傾いたマウス「MX Vertical」を海外発表しました。エルゴノミクス(人間工学)に基づいた、疲れを低減するデザインをうたっています。
MX Verticalは手のひらを置く面とボタン類がデスクに対して57度傾斜しており、これによりユーザーの腕の角度を改善。さらに、手首や筋肉の緊張を和らげるとしています。ロジテックによれば、この「握手」をするような角度を採用することで、筋肉の緊張を10%低減できるとのこと。
さらに「アドバンスド光学トラッキング技術」の採用により、腕の動きを1/4にまで抑えることに成功。こちらも疲労低減に貢献しています。またマウスはさまざまな手の大きさ、形状にフィットするそうです。
MX Verticalは99ドル(約1万1000円)にて予約を開始しており、来月から出荷が開始されます。現在のところ、日本国内での販売は未定。「マウスを長時間使っていると、手首が疲れて疲れて……」という経験がある人には、救世主となるマウスかもしれません。
Engadget 日本版からの転載。