ソニー・インタラクティブエンタテインメントが、PS4 Proの特別デザイン・数量限定モデル「PlayStation 4 Pro 500 Million Limited Edition」を8月24日(金)に発売します。希望小売価格は4万9980円(税別)。
「歴代プレイステーションハードウェア世界累計実売台数5億2530万台突破に際して、多くの人々に感謝の気持ちを形にした特別モデル」とのこと。PS4で初となる濃紺色のスケルトンデザインを採用し、全世界合計で5万台限定、本体にもシリアルナンバーが入る仕様です。
初代プレイステーション(SCPH-1000)が1994年12月3日に日本で発売されてから、今年で24年目。ここでいう「歴代プレイステーションハードウェア」とは、シリーズであるPS2やPS3のほか、PSPやPS Vitaなどの携帯ゲーム機も含めた数字です。
その中で現世代のPS4(2013年11月15日発売)は、2018年7月22日時点で全世界の累計実売台数が8120万台を超えたとのこと。ニンテンドースイッチも発売から約1年半で累計販売台数1967万台を達成しましたが、現世代ゲーム専用機におけるPS4のトップは依然揺るぎないようです。
今回販売される500 Million Limited Editionは、濃紺色・スケルトンデザインの特別仕様で、本体起動時には電源ボタン周辺で鮮やかな青色ライトが発光し、内部構造を照らし出します。
また天面にあるPS4ロゴは、本体デザインにマッチしたマットな質感のブロンズカラー仕上げ。さらに前面には、1から50000までの番号が刻印された同色のプレートが配され、「世界でひとつだけのPS4 Pro」を強調している作りです。
さらに、同梱されるワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4)やPlayStation Camera、縦置きスタンド、モノラルヘッドセットも、本体と同色を採用する特別仕様です。
また、本製品に同梱する「ワイヤレスコントローラー (DUALSHOCK 4) 500 Million Limited Edition」および「ワイヤレスサラウンドヘッドセット 500 Million Limited Edition」は、単品でも販売されます。
それぞれ数量限定で、国内では9月6日(木)より発売と報じられています。
また注目すべきは、これら周辺機器まで配慮されたデザインの統一性もさることながら、コストパフォーマンスの高さです。
標準版PS4 Proの実売価格は、ソニーストア(直販)で4万4980円(税別)で、本機に付属するPS Cameraは希望小売価格5980円(同)と、カメラをセットにすると既に標準版より安価に。さらに本機に内蔵されるHDDは2TB。通常版PS4 Proが1TBのため、特別デザインを抜きにしてもお買い得感があります。
PS4 Proで本格的にゲームをやり込む場合は、起動やロード時間短縮のためにSSDへの換装を推奨したいところではあるものの(とくに『モンスターハンター:ワールド』では劇的な効果があります)、このお買い得度は特筆もの。限定モデルとしてだけではなく、PS4をこれから始めるユーザーへのスタートアップキットとしても好適と言えそうです。
Engadget 日本版からの転載。