NASAの火星探査車、ローバー、"キュリオシティー"が4歳になった。プレゼントには何がいいだろう? ローバーは水を探しているという。水をプレゼントするのは無理だが、ちょっとしたゲームはお祝いにぴったりだ。JPL、NASAのジェット推進研究所はゲーム開発ができる人材を抱えていたようだ。JPLはかわいい横スクロールゲームでローバーの火星での活動の4周年を祝った。
このゲームはiOS、Android、デスクトップ向けの小さアプリで、プレイヤーは険しい岩山を超えて探査車を移動させ地下の水の貯留箇所を探す。その間、ひっくり返えらせたり車輪を破損させたりしないよう(実際のローバーにもつきまとう危険だ)操縦しなけれならない。
実は地下の水の貯留空洞を探すという任務は2020年に打ち上げが予定されている別のローバーに託されている。この後継ローバーはゲームのデモで分かるように、レーダーを備えており火星の地下を見通すことができる。
JBLはゲームについて「ユーザーはソーシャルメディアを通じて友達と〔このゲームを〕共有できる。これがきっかけとなって科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学などのさらに詳しい知識を学ぶドアが開かれることを期待する」と語っている
正直言ってこのゲームと宇宙計画の関係はスーパー・マリトと水道工事の関係程度だが、宇宙プロジェクトに少しでも注目が増えるようなら大いに有益だろう。それになかなか楽しそうなゲームだ。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)