Candidは、歯列矯正を矯正器やInvisalignよりも安くできる、というスタートアップだ。同社はこのほど、Greycroft Partners, Bessemer Venture Partners, e.ventures, それに一部の既存の投資家たちが率いるシリーズAのラウンドで、1500万ドルを調達した。
同社のプレスリリースによると、資金の主な使途は、操業体制の強化と、それによる顧客ベースの拡大だ。
同じプレスリリースでGreycroftのパートナーJohn Eltonがこう言っている: “Candid Co.のビジョンは、テクノロジーを利用してより多くの人びとに高品質な歯科矯正サービスへのアクセスを提供し、しかもその人たちが自宅で便利にそして快適に治療できるようにすることだ。Greycroftは、非凡な能力を持つCandid Co.とパートナーして同社のポジティブなミッションを支援できることを、たいへん嬉しく思っている”。
Candidは、FDAの認可を得た整列器を3Dプリントで作っており、それらは軽度から中度程度の歯科矯正治療を必要とする人びとに適している。費用は2年間で1900ドル(月額88ドル)だが、これまでの矯正器は7000ドル、Invisaligなら最大で8000ドルぐらいかかる。
同社は過去に、Arena Ventures率いるラウンドで200万ドルのシード資金を得ている。Candic Co.のこれまでの総調達額は、1700万ドルになる。