16歳〜22歳は無料使い放題、傘のシェアリングサービス「アイカサ」が「U22応援プラン」を開始

16歳〜22歳は1年間無料使い放題、傘のシェアリングサービス「アイカサ」が「U22応援プラン」を開始

傘のシェアリングサービス「アイカサ」(Android版iOS版)を運営するNature Innovation Group(アイカサ)は6月24日、丸井グループとの協業により日本全国の22歳以下の若者に向けアイカサ無料サービス「U22応援プラン」を開始すると発表した。若者(16歳〜22歳)に使い捨て傘の消費を削減してもらうことで金銭的負担を軽減する。また、使うだけでサスティナビリティを「自分ゴト化」できるアクションとなると同時に、雨の日の快適な移動、熱中症対策向けの日傘としても利用してもらうことで、健康被害の減少にも貢献する。

またアイカサは、今回の企画に賛同する全国の大学・大学ゼミを募集している。自校にアイカサを設置し、学生が無料利用可能なU22応援プランに興味がある学校関係者は、 info@i-kasa.com に連絡するよう呼びかけている。設置の諸条件があるため、詳細について問い合わてほしいとしている。

連携大学一覧

連携大学一覧

プラン概要

  • 16歳から18歳まではアプリ登録だけで使い放題
  • 18歳~22歳までの全員が(学生・社会人問わず)1年間無料でアイカサを使い放題。返却期限は3日間(1回の利用が0円で借りられる期間)。4日目からは通常料金(24時間70円)が発生
  • エポスカード加入で22歳まで無料期間継続にアップグレード(23歳の誕生日の翌月から通常料金に移行)
  • 2本まで同時レンタル可能

16歳〜22歳は無料使い放題、傘のシェアリングサービス「アイカサ」が「U22応援プラン」を開始

プラン適用方法

  • アイカサアプリをインストール(インストール済みの場合はバージョンv1.24.0以上にアップデート)
  • プラン選択画面で「U22応援プラン」を選択
  • 生年月日を入力
  • 必要情報(氏名・電話番号・メールアドレス)を登録し完了。18歳以上は決済登録が必要

アイカサは、2018年12月にサービスを開始した、日本初の本格的な傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘を購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却できる。

現在は、東京駅・新宿駅をはじめとする都内全域と関東・関西・福岡・岡山・愛知などでの展開を合わせて、スポット数約850カ所を展開しており、アイカサ累計登録ユーザー数は合計15万人超えを達成した(2021年6月1日現在)。

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カテゴリー:シェアリングエコノミー
タグ:アイカサ(サービス)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

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