500 Startupsの20期でプロダクトをブラッシュアップした各チームはデモデーでプレゼンを行った後、現実のビジネスをスタートさせているところだ。今回のチームは全体として以前よりバラエティーが豊富だと感じられた。
20期のバッチのテーマはVR、ヘルスケア、フィンテックからドローンまで多彩だった。 ファウンダーの43%はアメリカ以外の外国から来た。これは500 Startupsがプログラムに参加するスタートアップを選ぶ際の一つのトレンドを現しているようだ。
500 Startupsによれば、参加期間を通じてチームの成長とマーケティングを助けるのが他のアクセラレータ・プログラムと異なる点だという。今年はGeneral Motorsがスポンサーとなって自動車関連向けコースも設けられた。
20期のスタートアップでわれわれがもっとも興味深いと感じたチームについてはこちらから。
では新しく500 Startupsの21期に選ばれたチーム31社を紹介しよう。
AA Audience — モバイル・デバイス利用のフィンテック
Adventure Bucket List — 旅行関連の予約や購入を効率化するプラットフォーム
Avision Robotics — 商用ドローンの管制システム
BillTrim — 領収書を毎月アップロードして節約に役立てる
Chatter Research — 店舗やAirbnbのようなホスピタリティ・サービス向けの顧客フィードバック・システム
ContactOut — 西側のメールユーザーの65%の個人アドレスを提供する
Croma — ニュースメディア向けコンテンツ配信アナリティクス.
ElleBox — 女性向けオーガニック衛生用品の定期配送サービス
FactoryFour — どこでもオートメーションによる量産が可能になる
Folia Water — 10ドル/日以下の収入の40億人のための安価な水フィルター
Georama — 旅行を体験できるモバイルのライブビデオ・プラットフォーム
GlobeKeeper — 警察、セキュリティー企業における職員間の共同作業プラットフォーム
Improvado.io — さまざまな広告データを数分でビジュアル化する
Lumotune — ガラス窓その他物理的対象をデジタル・ディスプレイに変える
MedStack — ヘルスケア・アプリの開発、プロモーション、統合を助ける
Meya.ai — ボットの開発、訓練、導入のためのプラットフォーム
Muzzley — 一般ユーザー向け IoTを利用したビジネスのためのB2Bのプラットフォーム(PaaS)
OurHealthMate — インドにおけるヘルスケア・サービスの検索、支払、医療情報の交換を行うサービス
Pellego — 不動産投資家のためのリサーチ・プラットフォーム
Pluma — ミレニアム世代のモバイル専門職向けリーダーシップ養成サービス
Prolaera — 継続的専門教育のライセンスを管理し、プログラム参加時間を積算するなど効率化を図る
Radiomaze — 既存の家庭用Wi-Fiを用いたモーションセンサー・システム
rakam — あらゆるデータを一箇所で解析できるフルスタックのアナリティクス
RealAtom — 借り手と貸し手をオンラインで直接仲介する不動産ローンのマーケットプレイス
Resonance — スマートフォン、コネクテッド・デバイス、各種アプリからのデータを総合し、人間の行動を予測する
Swept — ビルの清掃、メンテナンス企業の業務改善プログラム
Tripplus — マイレージと獲得ポイントをベースに適正な航空運賃、ホテル料金を提供する旅行コンシェルジェ
Vacayo — 長期賃貸物件を快適な短期バケーション・ホームに変えてオンラインで貸し出す
VR Motion Corp — 交通運輸分野のVRのマーケットプレイス
WeFitter — 社員の健康をアップし企業ヘルスケア費用を節約するプラットフォーム.
WeTipp — 簡単にコミュニティーを作り、メンバーのスキルや情熱をビジネスに生かすプラットフォームにする
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)