AppleがiPhone 5のバッテリー短寿命機の無償電池交換を開始、合衆国と中国以外は8月29日より

AppleはiPhone 5のバッテリーについて、“きわめて少数の”製品が、“突然バッテリーの寿命が短くなったり、充電をより頻繁に行う必要があったりする”、という声明を発表し、そのあとで実際にバッテリーの交換を開始した。

iPhone 5のバッテリー交換は、昨年iPhone 5sに関してやはりバッテリーの交換をやったから、これで二度目だ。

Appleによると、問題のiPhone 5は、発売月の2012年9月から2013年1月までに売られたものの中にある。

サポートサイトへ行くと、シリアルナンバーを調べて欠陥機かどうかを教えてくれるツールがある。バッテリーの交換は、Appleのストアと公認サービスプロバイダ、およびApple Careで承り、合衆国と中国から開始する。この二国以外のユーザは、8月29日までお待ちいただく。

例によって、バッテリーを交換してもらう前にはデータをバックアップし、Find my iPhoneを切り、Erase all Content and Settings(すべてのコンテンツと設定を消去)をすること。

欠陥機の保有者ですでに有料でバッテリーを交換した人には、返金してくれる。

交換の期限は2015年3月1日まで。ただしiPhone 5の保証期間は延びない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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