Firefoxの検索インタフェイスがYahooへの切り替えの前にデザインを一新

先週、本誌も報じたように、MozillaはYahooとの新たな契約により、Firefoxのデフォルトの検索エンジンを、Yahooの、Bingを使っている検索機能の、今後ローンチする新バージョンに切り替える。前回の記事では、Firefoxで検索エンジンの指定をユーザが変えるのは簡単だ、と書いたが。今日(米国時間11/26)Firefoxのベータチャネルローンチした新しい検索メニューでは、それがさらに容易になっている。

検索エンジンの切り替えを[設定]のどこかに目立たなくするのとは逆に、今度のFirefoxではそれがとても出しゃばっている。ブラウザの検索ボックスに何かを入力するたびに、その下に検索は何を使うかという選択が出るのだ(右図)。

さらにその下には、検索のデフォルトの設定を変えるためのリンクがある。たとえば、何でもとりあえずWikipediaへ行きたい人は、設定をGoogleやYahooではなくWikipediaに変えればよい。すると、GoogleやYahooなどの検索結果からWikipediaのリンクをクリックするという二度手間がなくなる。

Firefoxの検索窓が今サポートしているのはWikipedia、Amazon(アフィリエイトへのリンク)、Bing、Yahoo、DuckDuckGo、eBay、そしてTwitterだ。Firefoxは何でもそうだが、これらもユーザが自由に加除できる。

 

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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