Skypeの今日(米国時間7/1)の発表によると、ChromebookのユーザーとLinux上のChromeブラウザーのユーザーは、web.skype.comで、一対一やグループの音声通話ができるようになった。今日加わったメッセージング機能も、利用できる。
WebRTCを使ったSkypeのアルファバージョンは、Linux用Skypeのアルファバージョンと同じ機能を継承している。ORTC(WebRTC 1.1)のおかげで、専用アプリケーションやブラウザーのプラグインがなくても、音声とビデオによる無料の通信がSkype上でもできる。
Skypeのチームは、“ORTCの能力をMicrosoft Edgeの枠を越えて一般化したい。これはその最初の一歩だ”、と説明している。
Microsoftも今日、Linux用Skypeクライアントのアルファバージョンを発表した。それは最新のUIを用い、ユーザーはファイルや写真、ビデオなどを共有できる。顔文字も新しくなり、通話はWindows, Mac, iOS, およびAndroidの最新バージョンのSkypeとできる。ただしSkype for Linuxの前のバージョン(4.3.0.37)との互換性はない。つまり、今度のバージョンでは前のバージョンとの通話ができない。
Skype for Linuxのアルファバージョンは、Skypeクライアントとしてまだ完全ではない、とSkypeのチームは警告している。ビデオ通話と、陸線(固定電話)やモバイルとの通話は、LinuxのChromeブラウザーとChromebookに“もうすぐ”実装される、と彼らのブログ記事に書かれている。
Linux用アルファバージョンのユーザーは”LinuxAlpha”のラベルで、チームへのフィードバックが奨励されている。
Skype for Linux Alpha DebianとSkype for Linux Alpha RPMはここで
ダウンロードできる。