Photonで三次元スキャンした「物」のデータをどの3Dプリンタでもプリントできる

Photonは、実物の点群を作る三次元レーザースキャナーだ。ユーザは、その点群データのファイルを3Dプリンタに供給してその「物」のコピーを作ることができる。Indiegogoで、399ドルを‘出資’すると手に入る。そのすばらしさを一言で言うと、それは、ぼくがかねてから、欲しくて欲しくてたまらなかったものだ。

トロントの住人Adam BrandejsとDrew Coxが作ったそのデバイスは、小型レーザー装置とターンテーブルを使って物の表面をスキャンする。その結果は、今の3Dプリンタの多くが使っているSTLファイルまたはOBJファイルに保存される。つまり、プリントできる。

三次元スキャナーは、最近ちらほらと登場してきた。たとえばMakerbotが提供するスキャナーもある。しかし、これほど洗練された製品は初めてだ。その主な機能は:

PhotonスキャナーはHDカメラとデュアルレーザーラインを使ってわずか3分で3Dスキャンを捕捉する。対象物の最大サイズは190mm x 190mm x 250mm (直径7.5″ x 高さ9.75″)で、装置本体は折りたたみできる。軽量でポータブルでコンパクトで、あなたの仕事場に置いても邪魔にならない。

ぼくにとってとくに魅力的なのは、「現場で三次元スキャン」というコンセプトだ。もうすぐ、もっと複雑な大きなものでも、現場でスキャンできるようになるだろう。100ドル札4枚で三次元スキャナーが買えるなんて、まるで奇蹟のようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))