2014年の立ち上げ以来、Reserveはしばしば「外食のコンシェルジェ」と呼ばれてきた。確かにカッコ良くは響くが、その定義は少々曖昧かもしれない。基本的にReserveは、柔軟性のある予約システムと支払い機能の合わさったサービスを提供する。
今回、Reserveはサービスを拡張し、新たにReserve for Restaurantsというサービスをローンチする。レストラン向けプロダクトのトップであるPeter Esmondは、これを「テーブル・マネジング・サービス」と説明している。これはOpenTableなどが提供しているようなサービスを指す業界用語で、Esmondは「レストランでの顧客体験を最初から最後まで管理するための運用ツール」と説明する。
Reserveの場合、そのサービスには単なるレストランの予約管理に加えて、顧客情報のデータベース化が含まれる。顧客が個別店舗に来店した時だけでなく、グループやチェーン店舗を訪れた際にもレストランは顧客の好みやアレルギーを把握することができる。
予約業務においては、ReserveはReserve.comを立ち上げ、スマートフォンからだけでなくウェブからのレストラン予約を可能とした。さらに埋め込み可能なウィジェットを提供することで、レストランは自分のウェブサイトに予約システムを加えることができるようになった。
Reserve for Restaurantsはレストラン一箇所あたり月99ドルで提供する。これまでの予約1件に対し5ドル課金するシステムは廃止する。
「我々はパートナーであるレストランと共に在りたいのです」とCEOであるGreg Hongは言った。「より良い課金システムによりそれが可能です。我々のテーブルマネジメントシステムを定額制で使えます。好きなだけ予約を入れてもらっても料金は一定、定額です」。
ReserveはもともとExpaで立ち上がった。Expaはスタートアップスタジオで、そのパートナーであるNaveen Selvaduraiは本日午前11時半(東海岸時間)よりDisrupt NYに登壇する。
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(翻訳:Hideo Tsubouchi)