12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。
「メガベンチャー発のM&A」をテーマにしたセッションでは、サイトビジット代表取締役の鬼頭政人氏、freeeでCSO(Chief Strategy Officer)を務める武地健太氏が登壇する。
鬼頭政人氏(サイトビジット 代表取締役)
サイトビジットは、ワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN by freee」を提供。不要な操作をなくし、「ニンジャ」のようにスピーディーな動作を実現、契約業務を影から支えるという。同社は2021年4月にfreeeグループに参画しており、freeeが提供する統合型クラウドERPサービスとともに、会計・ワークフロー・人事労務と契約を一体で効率的に管理できる仕組みを構築するとしている。
代表取締役の鬼頭政人氏は、開成高校を特別優等で卒業、東京大学法学部を経て24歳で司法試験合格。都内法律事務所に勤務後、政府系投資ファンドを経て2013年にサイトビジットを起業した。難関資格のオンライン学習「資格スクエア」を⼟台に事業を伸ばし、2019年にワンストップ電子契約サービス「NINJA SIGN」をリリース。2021年4⽉、freeeグループへ参画。13冊⽬となる最新書籍「ゼロからわかる電⼦契約の実務」を2021年2⽉に上梓している。
武地健太氏(freee CSO / Chief Strategy Officer)
freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、誰もが自由に経営できる統合型経営プラットフォームの実現を目指すスタートアップ。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「freee会計」「freee人事労務」「freee申告」などの形で「マジ価値」を提供している。
CSO(Chief Strategy Officer)の武地健太氏は、先祖代々会計一家の出身。あずさ監査法人・ボストンコンサルティンググループを経てfreeeにCFOとして参画。「経済活動のログ」としての会計の可能性を追求する公認会計士。趣味は家庭菜園。
「TechCrunch Tokyo 2021」は、すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。
本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。
オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。