昨夜(米国時間2/6)の第10回(2017)Crunchies賞のステージで、“最優秀ファウンダー賞”を取ったTwilioのCEO Jeff Lawsonが、人びとを、自分たちの政治的意思を代表する議員たちとより密接に結びつけるための、新しい企画について語った。Twilio Voices for Democracy(民主主義のために声を)と名付けたそのイニシアチブは、同社の技術を非営利の団体や事業が有効に利用していけるために立ち上げた、Twillio.orgの活動の一環だ。
同企画のサイトによると、活動の内容はTwilio製品の寄付またはディスカウントにより、非営利団体等がテクノロジーを利用して“参加者賛同者を増やし、働きかける対象を増やし、この世界に本物の変化をもたらすこと”、とされている。
Twilio.orgは赤十字とパートナーして、この団体の緊急対応能力を高め、また、人身売買などの防止努力や、子どものための病院の改善などの活動も強化していく。
Voices for Democracyのねらいは、デベロッパーにできることを通じて、人びとを民主主義の過程に、従来よりも深く関わらせることだ。
Lawsonは語る: “今のような政治的緊張がある時代環境においては、どんな意見の持ち主でも、最も重要なのは、自分の考えを自分たちを代表する者に語ることだ。デベロッパーは、人びとのそのための行動を助けていってほしい”。
Voices for Democracyはシリコンバレーのそのほかのテクノロジー企業による活動とも協力して、政治の透明性をより有意義で実効性あるものにしていくための、テクノロジーの有効利用を追究していく。
まだ細部は煮詰め中ということだが、関心と参加意思のあるデベロッパーは、自分のメールアドレスを“TWILIO”へメッセージすればよい。