文字数制限のあるTwitterの良いところは、メールなどと違って、話の要点を明確に述べるよう、強制されることだ。でもTwitterでは、プライベートな通信を誰かにCCできない。そして、それをできるようにしてくれるのが、ベルリン出身のMopedだ。
MopedのiPhoneアプリとAndroidアプリはとても便利だから、いまだにTwitter上でDMしている人が信じられないぐらいだ。Mopedでは、写真のプライベートな共有もできる。今日(米国時間2/8)はさらに、写真のフィルタがリリースされた。写真は、プライベートな体験を共有するための、とても便利な方法だ。だからこそ、PathやPairなどのアプリが伸びているのだ。
Effectsと呼ばれるそのフィルタには、トリミング、テキスト挿入、お絵かきなど、12種類の機能がある。
Mopedはプライベートなメッセージングのためのプラットホームで、IM的なメッセージを送れるが、Twitterと同じようにハッシュタグ(#)や@を使える。Twitterからログインし(Mopedのアカウントからでもよい)、複数の人に@を付けてメッセージを送る。グループ内でプライベートに共有するためのアプリとしては、GroupMeなんかよりもずっと簡単だ。それにDropboxを統合しているから、ふつうのメッセージングやプライベート共有アプリと違って、大きなファイルの共有もできる。さらに、Chromeのエクステンション版では、ブラウザのウィンドウから会話をスタートできる。
Mopedは、メッセージングがとても便利にできる。コンタクトや会話内容はアカウント単位でシンクされるから、たとえば家にはiPhone、旅先ではAndroid、なんてときでも、すべての会話を完全に捕捉できる。Dropboxの統合とGoogle Chromeのエクステンションにより、Mopedはデスクトップからモバイルまでの幅広い対応を図ろうとしている。
同社は、SV Angel(Ron Conway)とLerer Ventures、Betaworks、およびEarlybird Capitalから100万ドルの資金を調達した。